⚫️ 波濤短歌会のなりたち
1993年(平成五年)大西民子と持田勝穂に依って「波濤短歌会」の結成と月刊短歌誌『波濤』創刊。平成六年一月創刊号発行。民子はそれを手にし喜ぶも束の間、亡くなる。翌年、勝穂も亡くなり以後、「ゆたかな人間とロマンを求めて」の指標の許、編集責任者・真鍋正男、発行責任者・中島やよひ、の二人でその重責は引き継がれ、選者と全国の支部会員の活動で大きく発展している。令和三年（2021年11月）、創刊から二十八年間編集責任者として務めた真鍋正男が逝去。以後、中島やよひが兼任し今に至る。
⚫️編集・発行責任者＜中島やよひ＞略歴
木俣修の手伝いを十五年、第二次「形成」の編集を担当。平成六年以来「波濤」の発行に、事務に微力を注いで今に至る。歌集『ポケットに歌』『風木』『ローリエの縁』『散りてまた咲く』。昭和十三年神奈川県に生まれる。昭和三十四年より木俣修に師事「形成」を経て平成六年、大西民子・持田勝穂、創刊の「波濤」に参加。現在、波濤編集・発行責任者。
●＜モノクロームの博物誌＞・出嶋利明
